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KMS(協同の苑 マネジメントスクール)

将来、施設長をめざすような次代を担う人材を育てるために、毎月1回、経営やマネジメントの実践学習を行っています。

 

「介護の現場」と「経営・マネジメント」 ... ともすると相容れない部分があったり、違和感を感じたりしがちですが、私たちは介護の質を高めることと、しっかりとした経営をしていくことは、「車の両輪」であると考えています。どちらかが弱くなったり、欠けたりすると車は動かなくなります。協同の苑を担っていく若手幹部には、現場をしっかり見ることと、経営の視点を常に持ち、マネジメント力をつけることをこのスクールで身につけてもらいます。

理事長を中心に外部のコンサルタントともチームを組み、プログラムの立案から運営までを手作りで行っています。
スクールの中身をちょっと見てみましょう。

参加者は現場の副施設長、課長、係長 ... 総勢11名です。今回は、今話題になっている「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の本を課題図書として全員に読んでもらいました。

これからシリーズで、この本のストーリーに沿って高校野球を「協同の苑」に置き換えて、マネジメントについて学習していくことにしました。
その第1回目のテーマは、ズバリ「協同の苑の顧客は誰か?」という問いかけです。各メンバーが事前にそれぞれの考えをまとめて、スクールに臨みます。グループディスカッションを通じて、「協同の苑の顧客」の姿が明らかになっていきます。ゲストやご家族はもちろんですが、職員、地域の人たち、取引業者、行政、...どんどん広がっていきます。今まで「顧客」というものを狭くとらえていたことにあらためて気づかされます。
   次に、それぞれの顧客が「協同の苑に何を求めているか」を考えました。そこから協同の苑の役割や使命(ミッション)を再認識させられました。
   このシリーズの最後には、「協同の苑のイノベーション(新しい価値創造)とは何か」についてもそれぞれの考えを出し合いました。古い価値(マンネリになっている仕事のやり方)を変えていくこと、新しい価値(顧客の求めている新しいサービス)にチャレンジすることなど、今後の業務改善、事業計画に反映していくヒントを得ました。
年に1回、合宿もあります。そこでは次代を担う若い人たちによって、夜通し協同の苑の将来像が熱く語られます。
現場を持っている職員にとって、毎月集まることは簡単なことではありませんが、このスクールを通じて、将来の協同の苑を自分が担っていくという自覚と責任が生まれつつあることが、このKMSの最大の産物であると感じています。

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